診療案内INFORMATION

きくなエミールクリニックは、女性院長(精神保健指定医)による、やさしい診療を心がける心療内科クリニックです。

当院は、ストレスケアクリニックとして、日常生活や仕事上のストレスなどから起こる関連疾患全般を主な診療対象としております。

身体の疾患と同じように、重症化を未然に防げるよう、早期発見・早期治療を指針とし、薬の使用は必要最小限に、一般的な投薬治療だけでなく、心療内科のお薬に抵抗のある方には漢方処方や、薬のみに頼らないケア(診療およびカウンセラーによる生活カウンセリングなど)を心掛けています。

気分が落ち込む、なにをするにもやる気が出ない、不眠が続く、不安感がある等の症状がある方は、お早めにご相談ください。
安心して受診いただけるよう予約制となっております。

本来の自分らしさや元気を取り戻せるお手伝いができれば幸いです。

また、禁煙外来、プラセンタ注射、AGAなども行っております。

【主な対象疾患】

うつ病 自律神経失調症
社交不安障害 睡眠障害
適応障害 双極性障害/躁うつ病
パニック障害 摂食障害

                                                                          ■うつ病                                                                                                                                       うつ病の患者数は、近年増加の一途をたどっており、特殊な病気ではなく、誰もがなりうるごく身近な病気といえます。                                                                          うつ病は、脳の働きに何らかの問題(神経伝達物質の低下など)が起きた状態で、それによって気分の落ち込みや不安、意欲の低下と いった状態が続き、体にも様々な症状が現れる場合があります。                                       うつ病は、気持ちの問題ではないため、やる気や根性といった気力で解決できるものではありません。そのため、下記のような症状が2週間以上続くようであれば、早めに医師にご相談ください。(人により様々な症状が現れることがあります)

・憂うつで気分が重苦しい
・いつもなら楽しいはずのことが、楽しくない、気がすすまない
・疲れているのに眠れない、一日中眠い、いつもよりかなり早く目が覚める
・ささいなことが不安でどきどきする
・身の回りのことがおっくうでできない
・体がだるい、疲れやすい、疲れが取れない
・聞いたこと読んだことの内容が頭に入ってこない
・物事を悪い方向に考えてしまう
・体の不調(動悸、耳鳴り、めまい、口の渇き、体重の増減など)がある

<うつ病の治療について>                                                    うつ病の治療は、今現れている症状を取り除き、病気になる前の本来の状態に戻っていくことを目指します。               主な治療法は、精神療法(医師による診療、カウンセラーによるカウンセリング)および薬物療法があります。              薬物療法では、副作用を抑えるため少量から服用を開始し、服用量を調整していきます。
薬の効果があらわれるまでおおよそ2週間ほどかかるため、副作用(頭痛、口の渇き、倦怠感、眠気など)が先に出る場合があります。副作用がひどいときや長引くときは、医師にご相談ください。また、医師から休むことをすすめられたら、極力休養を取るようにしてください。休養は重要な治療の一環ですので、罪悪感や焦りは禁物です。ご自分を責めず、できる限りゆっくり休むことを心掛けましょう。

<治療の継続について>                                                     うつ病の治療は、おおむね下記のような経過をたどります。(一般的な目安です)                             急性期(治療開始~3か月)
(治療初期は、お薬の効果がでるまで時間がかかるため、症状が不安定な時期です。すぐには効果があらわれませんので、焦らず治療を続けていきましょう)                                                             ↓
継続期(4か月から9か月)
(症状がある程度良くなってきてはいますが、まだ残遺症状がある場合もありますので、無理をしないようにしてください)

維持期(10か月~)
(回復期といっていい時期ですが、無理をしたり自己判断で治療を中断すると症状が再発する場合があります)

治療経過や期間は人により様々ですが、治療を始めて数週間あるいは数カ月で症状が改善されてきても、自己判断で治療をやめると、症状が再発したり長引くおそれがありますので、焦らず治療を行っていきましょう。

■自律神経失調症                                                     自律神経(交感神経・副交感神経)は、循環・呼吸・消化・発汗・体温調節・内分泌調整・生殖調整・代謝など身体のあらゆる部分にかかわっています。原因は様々ですが、ストレスや肉体的疲労などから自律神経のバランスが崩れると、心身に様々な不調を引き起こします。これが自律神経失調症です。検査をしても症状を裏付ける身体的な問題が認められないことも特徴の一つです。

<主な身体的症状>                                                       次のような身体的症状が持続的にみられます。
動悸、頭痛、めまい、微熱、胸部や喉の圧迫感、腹痛、嘔気、下痢、便秘、腹部膨満感、過呼吸 など

<自律神経失調症の治療について>                                                原因疾患としてうつ病や適応障害などがある場合は、その治療を行っていきます。
原因疾患がはっきりしない場合は、生活の改善(適度な運動やストレスの解消)、症状に合わせた薬物療法を行います。

■社交不安障害                                                      社交不安障害とは、会議など人前で話をするといった、注目を浴びる状況に置かれた場合に、過剰に強く不安や緊張を感じてしまい、震え・動悸・発汗などが出現し行動できなくなる病気です。
強い不安や恐怖を感じるため、このような状況を避けるようになり、社会生活に支障が生じる場合があります。

<社交不安障害の主な症状>
・人前で異常に緊張する
・手足や声が震える
・顔が赤くなる
・脈が速くなり、息苦しくなる
・いつもよりたくさん汗をかく
・吐き気やめまいがする
・口が渇く
・トイレが近くなる、または尿が出なくなる など

<社交不安障害の治療について>                                                 社交不安障害は、主に脳内の神経伝達物質の不足や偏った考え方などによって起きると考えられているため、主に医師による診療、必要に応じてカウンセラーによるカウンセリングおよび薬物療法を行っていきます。薬物療法では、副作用を抑えるため少量から服用を開始し、服用量を調整していきます。
薬の効果があらわれるまでおおよそ2週間ほどかかるため、副作用(頭痛、口の渇き、倦怠感、眠気など)が先に出る場合があります。副作用がひどいときや長引くときは、医師にご相談ください。症状が軽くなっても、途中で服用をやめると再発する場合があるので、自己判断で断薬せず、医師に相談しながら治療を行っていきましょう。

■睡眠障害                                                       現在、日本では成人の約5人に1人が睡眠に関する何らかの症状があると言われます。

<不眠の種類>                                                         不眠の症状は、下記のように4つのタイプに分けられます。                                     症状により治療方法も異なります。
・入眠障害床にはいっても寝つくまでに、30分から1時間以上かかる
・中途覚醒いったん眠りについても、夜中に何度も目が覚める
・早朝覚醒予定時刻より2時間以上前に目が覚めてしまい、その後眠れなくなる。高齢の方に多くみられます。
・熟眠障害睡眠時間のわりに熟睡した感じが得られない

<不眠症の治療について>                                                    不眠症の治療は、その原因(生活習慣など)を改善すると同時に、必要に応じて、症状にあった投薬治療を行います。不眠の症状が改善され状態が落ち着いてきたらお薬を減らし、服薬をやめても状態が安定すれば治療は終了となります。
ただし、不眠症に別の疾患(うつ病など)が原因となっていることがあります。その際は、不眠の治療に合わせて、他の疾患の治療も行う必要があります。人により症状や原因が異なるため、自己判断で服用を中断すると症状が再発したり悪化することがありますので、医師の指示に従って治療を行ってください。

<生活習慣の改善>                                                       良い睡眠のためには、下記のような生活習慣の見直しもしていきましょう。
・就寝前はアルコールやカフェイン、タバコを控える
・熱めのお風呂は避ける
・就寝前にテレビ、パソコン、スマホなどの明るい光を見ない
・なるべく同じ時刻に起床し、朝の光を浴びる など

■適応障害                                                       適応障害とは、仕事や家庭などの環境変化にうまく適応できず、それらがストレスとなり、様々な心身の症状(不安、抑うつ、イライラなど)があらわれる疾患です。特に周りの環境が新しくなったとき(就職・昇進・結婚・出産・離婚・引越し)に、環境になじめずストレスを感じ、心身のバランスを崩して通常の生活が送りにくくなります。                                     適応障害では、ストレスの原因がはっきりしているので、その原因を取り除ければ症状は次第に回復していきます。ただし、その状況から離れられないと症状が悪化することがあります。

<適応障害の主な症状>
・抑うつ、不安、あせり、緊張
・不眠、倦怠感、疲労感、食欲不振、頭痛、めまい、肩こり、動悸、おなかの不調
・遅刻、早退、無断欠勤 など

<適応障害の治療について>                                                   適応障害の治療は、ストレスの原因を除去あるいは軽くすることが重要になります。ただ、実際すぐには環境の調整をすることは難しいことが多々あります。そのため、環境調整と同時に精神療法(医師による診療、カウンセラーによるカウンセリング)および必要に応じて薬物療法を行っていきます。

■双極性障害(躁うつ病)                                                           双極性障害とは、テンションが高く活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態を繰り返す病気です。                         この場合、家族や周りの人におかしいのでは?と思われたり、迷惑がかかるほど気分の波が激しいことがあります。躁状態とうつ状態の現れるサイクルは人それぞれで、躁状態が軽いため、双極性障害だとわかりにくい場合があります。

双極性障害のうつ状態は、うつ病と少し異なり、寝てばかりいる、寝ているのに眠くてたまらない、といった睡眠障害が現れる傾向があります。また、双極性障害は、うつ病だけの治療では不十分で、たとえば、下記のような躁状態にも注意をする必要があります。 

・睡眠時間が短い、あるいは寝なくても元気に活動できる                                              ・人の意見に耳を貸さず、自分の話をずっと続けている                                                ・根拠のない自信に満ち溢れている                                                           ・ギャンブルや買い物に莫大な金額をつぎ込む                                                    ・やたらと社交的になる  など

<双極性障害の治療について>                                                           双極性障害の治療は、症状の現れ方に応じて、主に薬物療法を中心に行っていきます。治療を始めて数週間あるいは数カ月で症状が改善されてきても、自己判断で治療をやめると、症状が再発したり長引くおそれがありますので、焦らず治療を行っていきましょう。